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ソーラーファームおよび太陽光発電ソリューション向けイーサネットスイッチ

概要

✔ ソーラーファームでは、1MWあたり2,222枚から2,857枚ものソーラーパネルが必要になります。これらを遠隔で効率的に管理するには信頼性の高いコネクティビティと、それを支えるネットワーク設計が不可欠です。

✔ 「TSW210」は、プラグ&プレイで利用できるアンマネージスイッチです。世界各地の大規模ソーラーファームや太陽光発電ソリューションに必要な相互接続性を提供し、ネットワークの複雑化や技術的トラブルのリスクを最小限に抑えます。

✔ 「TSW210」はSFPポート2つのとギガビット・イーサネットポートを8つの備えたイーサネットスイッチでもあり、複雑なソーラーファームのネットワークを集約するのに最適です。

課題 ― ソーラーの可能性を最大限に引き出す

地球はわずか約90分ごとに、世界の年間エネルギー需要を満たすのに十分な太陽光を受けています。

こうした膨大なエネルギーを活用する取り組みは世界中で加速しており、2023年には太陽光発電の累計導入容量が1,552.3GW(ギガワット)に到達しました。これは再生可能エネルギー全体の37.48%を占め、この数値は2030年までに6,101GWに達すると予測されています。まさに未来は「明るい」と言えるでしょう。

しかし、これを実現するには、太陽光発電インフラへの投資を大幅に拡大する必要があります。オフグリッド型太陽光発電システムを含む、新たなソーラーファームや太陽光発電ソリューションの整備が必要です。

では、具体的に何を設置する必要があるのでしょうか。

2023年時点で一般的なソーラーパネルは一枚あたり350〜450Wを発電し、面積は1.67㎡です。1エーカー(約4,047㎡)には2,400枚のパネルを設置可能で、1MW(メガワット)の発電には2,222〜2,857枚が必要となります。さらにDC-ACコンバーターや制御用コンピューターも加われば、敷地内の機器数は膨大になります。

ソーラーファームでは、これらすべての機器に遠隔アクセス・管理できることが必須条件です。膨大な数の機器に対してリモート管理を実行するには信頼性の高いインターネット接続が欠かせません。

広大な敷地に何千もの機器が配置されるソーラーファームでは、ネットワークの複雑性が増すと同時に、技術的問題が発生するリスクも高まります。太陽光発電ソリューションにおけるこうした課題を解決するためには、イーサネットスイッチの導入が欠かせません。

トポロジー

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ソリューション ― イーサネットスイッチで構成する信頼のネットワーク

今後の接続需要に備えるためには、テルトニカのアンマネージスイッチ「TSW210」を複数台活用したネットワーク構成が有効です。

「TSW210」は、設定不要ですぐに使える「プラグ&プレイ」で、設計長距離通信を可能にする2つのSFPポートと、8つのギガビット・イーサネットポートを備えています。これで複雑なソーラーファーム内の機器を効率的に集約することができます。

具体的には、各ソーラーパネルとそれに対応するコンバーターやコンピューターを、1台のアンマネージドスイッチにイーサネット・ケーブルで接続します。そしてソーラーファーム内のすべてのイーサネットスイッチを相互接続することで、敷地全体に単一のネットワークを構築することができます。

「TSW210」はコンパクトサイズで、DINレールやその他の表面設置オプション、入力電圧範囲7〜57VDCに対応する2ピン産業用DC電源ソケットを備えており、複雑なソーラーファームや太陽光発電ソリューション、オフグリッド型太陽光発電システムの構成にも容易に組み込むことができます。

世界最大級のソーラーファームは砂漠地帯に位置することもありますが、「TSW210」は耐久性の高いアルミニウム筐体と―40℃〜+75℃の動作温度範囲により、過酷な環境でも安定して稼働できるのもポイントです。

ネットワークの複雑化に対応することで太陽光発電の可能性はさらにひろがります。テルトニカは、8ポートイーサネットスイッチ「TSW210」で、持続可能なエネルギーを最大限に活用できるようにサポートいたします。

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