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RMSで実現する効率的なオープン型宅配ボックス管理

概要

✔オープン型宅配ボックスは、駅、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、駐車場など公共の場所に設置されている宅配ボックスのことを指します。オープン型宅配ボックスが様々な場所に設置されているおかげで、都合がいい時間に便利な場所で、注文した商品を受け取ることができます。

✔ しかしこの宅配ボックスの運用には、ファームウェアの定期的な更新やトラブルシューティングのサポートが伴います。これを手作業で行うとなると、非常に高コストで時間もかかり非効率です。

✔ RMS(リモート・マネジメント・システム)を使用すれば、すべての作業をリモートで簡単かつ安全に実施できます。「RMS Connect」を使用して、SSH経由で宅配ボックスのPCにアクセス/制御したり、VNCで画面を表示したりできます。まるで、実際に宅配ボックスの前にいるかのように、簡単に操作が可能となります!

課題 ― 素早い配送の裏側

私たちは買い物をする際、購入プロセスをできるだけ自分でコントロールしたいと思うものです。そのため、様々なオンラインショップで価格やオプションを比較検討し、最適な配送方法を選びます。様々な配送方法がありますが、ベストは最寄りのオープン型宅配ボックスからの受け取りではないでしょうか。結局、自分で都合のいい時間に取りに行くのが一番安心です。

しかし、これらのオープン型宅配ボックスには課題があります。それは、利用者の近くに宅配ボックスの設置が必要であること、そして世界中には多数の利用者がいることです。つまり利用者の数だけ宅配ボックスの数も多くなるわけです。これらの宅配ボックスはソフトウェアで動作しているため、定期的なファームウェアの更新やトラブルシューティングが必要です。また、宅配ボックスの稼働にはインターネットが必要なため、ネットワーク機器が設置されていますが、これにも更新やトラブルシューティングが必要です。ただしそれを実施するのは、必ずしも同じエンジニアであるとは限りません。すべての宅配ボックスにエンジニアを派遣してチェックするのは非常に高コストで時間がかかり、効率的ではありません。

では、これらの宅配ボックスの維持のために、もっと安価で迅速かつ効率的な方法はないのでしょうか?

宅配ボックスには接続デバイスが設置されていることから、この課題の解決には、これらのデバイスと宅配ボックスのPCをリモートで一元管理できるサービスが必要です。実はテルトニカには、この課題を解決するためのソリューションがあります!

トポロジー

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ソリューション ー リモート配送を実現するリモート管理

テルトニカの「RMS(リモート・マネジメント・システム)」は、接続デバイス(テルトニカ製/他社製)を簡単にリモートで管理できるIoTプラットフォームです。例えば、今回の事例では当社の「RUT951」という高性能な産業用ルーターを使ったシステムを想定しています。宅配ボックスに設置したルーターのファームウェア更新や定期的なパスワード変更は、たったの数クリックで完了できます。故障したデバイスへのトラブルシューティングも、現場に出向く手間いらずで迅速かつ簡単に実施できます。

さらに「RMS Connect」を使えば、宅配ボックスのPCにSSH経由でアクセスして制御したり、VNCを使って画面を表示したりできます。これにより、まるで宅配ボックスの前に実際にいるかのようにきめ細かいサポートが可能です。それだけでなく、全ての宅配ボックスをまとめて、自宅やオフィスから快適に管理できるようになるのです。もちろん、この管理プロセスは「RMS VPN」で安全に保護されており、宅配ボックスのセキュリティカメラのウェブインターフェースにアクセスし、必要に応じて映像を確認することもできます。

「RMS(リモート・マネジメント・システム)」を使えば、機器の管理/サポートの範囲と効率を、総じて大幅に向上させることができます。またこれらの管理/サポートを手作業で行う場合と比べて、コストの大幅な削減が期待できます。オンラインショッピングをする場合と同様、自分ですべてをコントロールしつつ快適に作業をすることができるのです。

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