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公共交通機関を支えるLTEルーター

概要

✔ 公共交通機関は、いま世界中で最も利用されている移動手段です。移動中の安全性や快適性を高めるには、各種機器をネットワークで一元管理できる仕組みが欠かせません。

✔ そこで活躍するのが、テルトニカの産業用LTEルーター「RUT956」です。CCTVカメラや緊急通報ボタンなどの機器と連携する安定した通信によって、スムーズかつ安全な運行を支えます。

✔ ネットワーク障害は、こうしたシステム全体の機能に大きく影響します。LTEルーター「RUT956」はデュアルSIM機能を備え、通信障害時にも自動で予備回線に切り替わるため、常に安定したネットワーク接続を維持できます。

課題 ― 安全かつ快適な移動

バスや鉄道、地下鉄といった公共交通機関は、2023年だけで世界中で年間37億8,000万人もの利用者がいます。大勢の人々が日常的に利用する、極めて重要な交通インフラです。

利用者のサービスへの期待も年々高まっています。無料Wi-Fi、オンラインでの乗車券購入、運行情報へのリアルタイムアクセス、乗客向け情報のディスプレイ表示など、さまざまなサービスが求められるようになっているのです。

こうした高度なインフラを支えるには、人・車両・クラウドサービスをスムーズに一体化する高度なネットワーク機器が不可欠です。そこで活躍するのが、当社テルトニカのLTEルーター「RUT956」となります。

トポロジー

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ソリューション ―「RUT956」による安定接続

産業用LTEルーター「RUT956」を通信システムの中核として組み込むことで、4G LTEを活用したスムーズな有線・無線接続を利用することができます。当LTEルーターには多岐にわたるインターフェースが搭載されています。RS232およびRS485によるシリアル通信、複数のI/Oポート、イーサネットポート4つを備え、LANやWANを介して他のネットワーク機器とも柔軟に連携可能です。

また、「RUT956」は、デュアルSIMに対応しており、通信障害が発生した場合には、主回線から予備回線へ自動で切り替わります。この機能により、通信の途切れによるサービス停止を未然に防ぎます。

堅牢で信頼性の高いLTE Cat 4通信によって、CCTVカメラなどのセキュリティ機器とも確実に接続できます。さらに、内蔵されたGNSSモジュールにより、位置情報サービスや時刻同期でき、交通状況のリアルタイムデータが提供可能です。これで、車両の動態を把握できるAVL(自動車両位置管理)システムとの連携にも対応できます。

さらにこのLTEルーターは、当社のリモート管理システム「RMS(リモート・マネジメント・システム)」にも対応しており、遠隔からの管理・監視が可能です。たとえば、車内に設置された緊急通報ボタンなどのI/O対応デバイスを、遠隔から監視・制御できます。これで万が一のトラブル時にも、乗務員や運行管理者がすばやく対応できる体制が整います。

安定したネットワーク接続は、公共交通サービス全体の品質を大きく左右します。乗客、運転手、運行会社のそれぞれが求める「安心」「快適」「効率」を実現するには、高信頼の通信機器が必要不可欠です。これを可能にするのが、当社の産業用LTEルーター「RUT956」なのです。

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