テルトニカ・ネットワークスのマネージドスイッチがProfinet認証を取得

「革命を起こすテルトニカ・ネットワークスの産業用ネットワークスイッチ」でもご紹介した通り、テルトニカ・ネットワークスは、IoT業界において最も優れた、市場をけん引するスイッチをご提供することを目指しています。当社のイーサネットスイッチの製品ラインナップに最近加わったマネージドスイッチ「TSW202」および「TSW212」は、広く使用されている三つの産業用通信プロトコルに対応した状態で市場に参入しました。

この二つのマネージドスイッチはリリース直後からProfinetと互換性がありましたが、最近、さらに重要なマイルストーンであるProfinet認証を達成しました！これは、テルトニカ・ネットワークスのマネージドスイッチ、およびこれを使用するネットワークソリューションにとって、どのような意味を持つのでしょうか？今回は、テルトニカ・ネットワークスとProfinetに関連するすべてを紐解いてみましょう。

Profinet（プロフィネット）とは何か、その利点とは？

Profinetは、IoT分野におけるProfinet互換デバイス間の相互作用と信頼性を促進する、最も知名度の高い産業用イーサネットプロトコルのひとつです。デジタル化やインダストリー4.0などの分野に特化したさまざまなネットワークソリューションで活用でき、複数のコントローラーや産業機器のM2M通信を強化します。

なぜマネージドスイッチにProfinetが不可欠なのか？

PoE+スイッチ「TSW202」およびイーサネットスイッチ「TSW212」は公式にProfinet認定を受け、これらのネットワークデバイスがマネージドスイッチに関連する広範な要件を完全に満たす能力があることを示しています。また、Profinetは最大1 Gbpsのデータ転送レートをサポートしているため、産業・オートメーション・製造・ロボット工学に特化したネットワークソリューションは、ネットワークインフラにProfinet準拠のマネージドスイッチを採用することで大きなメリットを得ることができます。

Profinetの認証を受けたマネージド・スイッチには、自動データ処理、リアルタイムのネットワーク管理、診断機能を搭載されています。これでネットワークの状態監視やトラブルシューティングが実行可能です。マネージドスイッチは、シンプルなセンサーから高度なPLCまでをひとつのシステムにスムーズに統合することができ、ネットワークソリューションに対して卓越した運用効率を実現します。

これらのマネージドスイッチは、ネットワークインフラの優先順位付けを確立するのにも優れています。「TSW202」および「TSW212」にはQoS機能が搭載されており、Profinetトラフィックを他のデータフローよりも優先させることができます。

これにより、時間的制約のあるデータの送受信を可能な限り効率的に制御し、タイミングと信頼性が重要な産業用アプリケーションに最適化されたネットワークソリューションを実現することが可能になります。

Profinet認証が意味するもの

これまでProfinetおよび当社のマネージドスイッチに関しての詳細をご説明いたしました。今回の認証には、どのような意味があるのでしょうか？

この認証により、当社はProfinetプロトコル対応メーカーの公式協会、また「UK Profinet Association」の会員になりました。