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RutOS 7.07-ネットワークソリューションに新たな可能性を 

April 23, 2024

すべての良いものに共通していること – それは常に改善され続ける、ということです。RutOSバージョン7.06も例外ではありません。このたび、待望の最新アップデート、バージョン7.07をお届けできることになりました。 

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当社では、お客様の満足度を高めることを、常に最重要目標としてかかげています。当社の研究開発チームは、常に改善を図り、お客様のニーズに合わせIoT技術のさらなるパワーアップを追求しています。改善するためには、お客様の声に耳を傾ける必要があります。

その結果としてRutOSがさらにバージョンアップしました。


RutOSバージョン7.07がどのようにネットワークソリューションに価値をもたらすのかをご説明いたします! 

様々な設計が新しく

このたび様々な新機能が下記のとおりアップデートされました。

デバイスリセット

RutOSバージョン7.07は完全なシステムサポートを備えています。今回、製品リセットに関して、三タイプの機能をご提供することができるようになりました。これからは、デバイスを完全な工場設定へのリセット、システム設定(IPアドレス、PIN、データを含む)のリセット、またはお客様自身でカスタマイズ可能なユーザーデフォルト設定にリセットすることができます。 この機能は、お客様のデバイスと個人情報をさらに安全かつ柔軟に保護するために装備されています。リセットに関しては、デバイス上で手動で行うこともできますし、物理的なデバイスに触れることなく遠隔で行うことも可能です。お客様にとって快適な方法でリセットすることができるようになりました。

イベントログの改善

 RutOSバージョン7.07では、イベントログを一つだけでなく複数のサーバーに送信することができます。これにより、情報の流れとステータス更新を管理し、ニーズに応じて分配し、ネットワークソリューションをスムーズに運用できます。また、情報を一つのサーバーに保存しながら他のサーバーをテスト用に使用することもできます。  

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さらに、インターネットウィジェットという便利な新機能があります。この機能は、デバイスの接続性能を表示します。これで、デバイスが接続を失った際には、原因をイベントログで確認することが可能になります。 

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新しい認証方法 バージョン

バージョン7.07では、ユーザーはMACアドレスを使用して、デバイスのWi-Fiホットスポットにアクセスする際にRadiusサーバーに登録できるようになりました。これまでユーザーネームとパスワードの入力が必要でしたが、これにより改善されました。 この機能は当社のお客様のご要望を受けて設置することになりました。特に小売管理などにおいて、クライアントトラフィックに基づいてヒートマップを作成したり、クライアントの位置に基づいてターゲット広告を使用するのに役立つことでしょう。

時間ベースのログインブロッキング

バージョン7.07では、ネットワークソリューションにおいてユーザーがIPアドレスから完全にブロックされることがなくなりました。以前のRutOSバージョンでは、間違ったパスワードを10回入力するとIPアドレスがブロックされました。システムをハッカーから保護する素晴らしいセキュリティ機能でしたが、間違ってパスワードを入力してしまうことは誰にでもありえます。 今回のアップデートで、IPアドレスがシステムによって永久にブロックされることがなくなりました。その代わり、バージョン7.07は時間ベースのログインブロッキング機能を実装します。この機能は、ログイン試行が10回失敗するとIPを10分間ブロックし、その後の試行では30分、そして最大60分間ブロックされることになります。デフォルトでは失敗試行が10回ですが、異なる数を定義することもできます。 これにより、パスワードを忘れて間違えて入力することで誤ってブロックされるリスクが減少し、とても使いやすくなりました。

バーチャルルーティングと転送

今回のアップデートで、当社が特に強調したい機能の一つは、バーチャルルーティングと転送(VRF)です。このIP技術は、ユーザーが同じルーター内で複数のルーティングテーブルを同時に共存させることができるようにします。重複するIPアドレスを使用しても、複数のルーティングインスタンスが独立しており、異なる出力インターフェースを選択できるため、衝突が発生しません。

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モバイルアップデート

RutOSバージョン7.07には、インターネットへの接続失敗に関する新機能が実装されました。この新しいファームウェアバージョンでは、コンソールにアクセスして手動で原因を調べる代わりに、接続失敗の原因を含む自動通知を受け取ることができます。

さらに、モバイル接続の品質が指定された閾値を下回ると自動的に通知されます。これにより、ネットワークソリューションの品質とパフォーマンスが低下する前に接続問題を解決できます。

また、サービス品質(QoS)機能にモバイルインターフェースを追加し、その機能を拡張しました。

デバイス固有のアップデート

当社のWi-Fiアクセスポイント、「TAP100」および「TAP200」に新しいアップデートがあります。これから、これらのデバイスにはメッシュモード(802.11sとしても知られています)が搭載されます!さらに、Wi-Fi対応機能を持つ他のすべてのデバイスにも、接続の堅牢性を高め、中断のリスクを最小限に抑えるよう改良されたメッシュモード機能が追加されました。

他のデバイスにもアップデートがあります。次にご紹介するのは4G屋外PoEルーター「OTD140」です。「OTD140」には、接続を提供しているエンドデバイスを再起動する機能が新たに追加されました。これで接続されたデバイスがオンラインかどうかを定期的に確認できます。オンラインでない場合、「OTD140」は自動的にデバイスを再起動し、これによってネットワークソリューションが常にスムーズに動作するようになります。

その上、「フレームドルーティング」が当社の5Gデバイスで機能するようになったことをお知らせします!「フレームドルーティング」はIPタイプのPDUセッション(IPv4、IPv6、IPv4v6)にのみ定義され、UEの背後にあるIPネットワークをサポートし、たとえば企業接続のために単一のPDUセッションを介してIPv4アドレスの範囲またはIPv6プレフィックスにアクセス可能にします。

その他

この度の追加機能に加えて、RutOSバージョン7.07に関してのお知らせがあります。

これからは、テルトニカのネットワーク製品に新しいファームウェアのアップデートが利用可能になると、最新バージョンへのファームウェアのアップデートを促す通知が届きます。自分で何度も確認する必要はありません – RutOSがそれを代わりに行います!

知っていただきたいもう一つの機能はパスワード作成機能です。新しいパスワードタブのサイコロ形のアイコンを押すだけで、ランダムなパスワードが自動的に生成されます。

最後に、バージョン7.07では新しいDHCPページがあり、テルトニカのルーター内で稼働しているサーバーの状態を確認することができるようになりました。

さらに使いやすい製品を

RutOSのバージョン7.07自信をもってご紹介することができ、大変嬉しく思っており、皆さんも気に入っていただけることを願っています。この度にアップデート、または当社製品に関してのご質問やご要望がございましたら、ぜひいつでもお気軽にご連絡ください。次回のアップデートに反映させていただきたく思います。これからも当社製品をどうぞよろしくお願いいたします。

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