概要
✔ 急成長を続けるEV充電市場では、カメラ、POS端末、デジタルサイネージなど多様なデバイスを支えつつ、省スペースで効率的に運用できる接続インフラが求められています。
✔ テルトニカのギガビットPoE+スイッチ「SWM280」は、PoE+ポート12基とイーサネットポート(LANポート)12基を搭載しています。これで複数の機器を1台で接続・給電し、ネットワーク接続を簡素化できますz。
✔ 5Gルーター「RUTC50」とテルトニカの「RMS(リモート・マネジメント・システム)」を組み合わせることで、超高速通信、リアルタイムの遠隔監視、ネットワーク冗長化を実現します。
課題 ― 多様な接続を効率的支えるには
世界のEV充電ステーション市場は2024年に224.6億米ドル規模となり、2032年までに年平均成長率(CAGR)35.5%で2,573.3億米ドルに達すると予測されています。この急成長を実現するには、電動化への移行と拡張性の高いインフラ整備が急務であるといえるでしょう。
この需要に応えるには単に充電設備を増設するだけでは不十分で、幅広いサービスや機器を支えることができる、堅牢で接続性の高い柔軟なインフラが必要です。決済端末や監視カメラシステム、デジタルサイネージ、ネットワーク接続まで、現代のEV充電拠点は「知的かつ自律したエコシステム」として機能しなければなりません。
その実現には、過酷な屋外環境でも安定して稼働でき、すべての機器に確実に給電・接続できる強固なネットワーク基盤が欠かせません。超高速5Gルーターの配置に加えて、複数の機器を同時に接続・給電でき、コストとスペースを抑えられるスイッチを組み込む必要があります。
トポロジー

ソリューション ― ネットワークを最適化するPoE+スイッチ「SWM280」
この課題を解決するのが、テルトニカのPoE+スイッチ「SWM280」です。産業用途や企業向けに設計され、PoE+ポート12基とイーサネットポート(LANポート)12基で、最大24台の機器を接続可能。各機器ごとに電源供給をする必要がなく、設置の手間やコスト、スペースを大幅に削減できます。
本事例のEV充電ステーションにおいては、充電器12基をイーサネットポート(LANポート)経由でギガビットPoE+スイッチ「SWM280」に接続し、高速データ交換と制御を可能にする安定したネットワーク基盤を構築します。
残り半分のPoE+機能付きポート12基は、それぞれポート最大30W(総電力予算300W)に対応。1本のケーブルで電力とデータを同時に伝送可能な特徴を生かして、監視カメラ、IPスピーカー、デジタルサイネージ、POS端末などの周辺機器を効率的に接続します。
「SWM280」の設定および制御に関しては、搭載されているテルトニカ製マネージドスイッチ専用OS「TswOS」を通して実行されます。直感的に操作でき、幅広い用途に合わせて柔軟に設定を変更できるのが特徴です。
インターネット接続には、最大3.4Gbpsの超高速通信対応の5Gルーター「RUTC50」を組み合わせることで、低遅延かつリアルタイムのデータ伝送を実現します。
さらに、 このIoTソリューションの重要な要素となるのが、テルトニカの「RMS(リモート・マネジメント・システム)」です。遠隔から機器の状態確認、診断、アップデートが可能になり、現場対応や運用停止を最小限に抑えられます。しかも、「SWM280」には24か月分のRMSクレジットが標準付属されており、ご購入後すぐにRMSの機能をご利用いただけます。
製品やソリューションに関してのご不明点やご質問は、以下の「お問い合わせ」からお気軽にご連絡ください。
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