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業界第二位のテルトニカからついに産業用5Gルーター「RUTM50」が登場

#5g, #iot

July 15, 2024

この度テルトニカは、産業用5Gルーター「RUTM50」の日本での販売を開始しました。様々なモノがインターネットにつながるIoTの黄金時代に突入した昨今、安心安全で高速度なネットワーク通信は欠かせません。今回は、この最新5Gルーターの機能や、使い方、そして導入事例などを徹底解説いたします!

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5Gルーターと下位互換(4G/LTE/3Gなど)のルーターの大きな違いは、主に「通信速度」と「遅延性」です。5Gルーターを使うことで4Gルーターでは不可能だった高速度・低遅延性を実現できます。つまり、これまでは達成できなかったIoTソリューションを5Gルーターによって実現することができるのです。

長期的な目線で考えると、5Gルーターの導入はIoTソリューションに関してとてもよい投資であるといえるでしょう。これまで4G/LTEでは実現できなかったソリューションを実現可能にできるのはもちろんのこと、今後は4G/LTEではなく5Gが主流になっていくことは明らかです。今回、当社の産業用5Gルーターとしてはじめて「RUTM50」が技適承認され、日本において正式に販売が決定いたしました。それでは、「RUTM50」の機能について詳しくご説明いたします。

5Gルーターの内部

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「RUTM50」の最大の特徴は、最大3.4Gbpsの超高速度と一桁台に収まる遅延性です。当社の人気製品に搭載されているLTE Cat 4の速度は150Mbps、高性能なCat 6でも300Mbpsであることを考えると、これは非常に大きな違いであるといえます。高度なネットワークソリューションを構築するにあたり4G/LTEルーターの速度では不十分な場合、この5Gルーターの導入をご検討いただくのはどうでしょうか。

「RUTM50」はWi-Fi 5標準(802.11b、g、n、ac Wave 2)という高スループットでの伝送が可能です。これは、ドローンや自動化された建設車両のようなリモート制御装置、または一般的にネットワーク接続の設定が難しいとされる屋外やリモート環境に設置するソリューションなど、遅延が許されないM2M通信を伴うネットワークソリューションにとって重要な機能となります。

しかし、速度以上に重要なことがあります。ネットワーク接続自体の信頼性です。つまり「途切れないネットワーク接続」を確保することが最優先だということです。この点、5Gルーター「RUTM50」 はデュアルSIMスロット、自動フェイルオーバー機能、バックアップWAN、その他の多くの切替機能を備えています。

これらの機能によっては、必要に応じて自動的にネットワーク通信が代替接続に切り替わり、それによって接続の中断を防くことができます。インターネットシグナル自体は、5G MIMOアンテナ等専用の5Gアンテナを使用して強化することができます。また、5Gシグナルが利用できない場合もご安心ください。5Gルーター「RUTM50」は、LTE Cat 19との互換性があるため、5Gでカバーされない範囲でも、ネットワークの高速性とスループットを維持できます。

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また5Gルーター「RUTM50」は多様なプロトコルに対応します。対応産業用プロトコルには、MQTT、Modbus、DNP3、OPC UA、Bacnetなどがあります。

「RUTM50」のインターフェースも多岐にわたります。イーサネット(RJ45)ポート五つ、デジタル入力一つ、4ピンパワーコネクタのデジタル出力一つ、およびUSB-Aポート一つを装備しています。デバイス自体は非常にコンパクトで、寸法が132 x 44.2 x 95.1 mmは。表裏どちらにもDINレールの取付け機能があり、簡単に取り付けることができます。デバイスは、過酷な産業環境へ耐久性のある堅牢なアルミニウム製ケースに収められており、温度耐性は―40℃~75℃、湿度体制は10%から90%で、非結露に対応しています。

5Gルーター「RUTM50」の使用事例

では、実際に「RUTM50」の機能を最大限に活用するいくつかの事例をご紹介いたします。

スマート農業

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世界の農業におけるIoT、AI、および自動化の市場規模は、2022年に130.6億ドル、2023年には146.9億ドルに成長しています。年間成長率(CAGR)は12.5%に達する見込みとなっており、大きな成長市場といえるでしょう。これらの数値の背後には、5G IoT技術の採用が増加していることと、高性能ネットワークソリューションへの現実的な需要が高まっている、という現実があります。


ここで登場するのが、産業用5Gルーター「RUTM50」 です。これで、自動運転の農業トラクター上の多数のスマートデバイスにネットワーク通信を搭載し、安心安全でスムーズな接続を確立することができます。さらに5Gルーターを使用してシステムを自動化し、必要に応じてリモート制御をすることも可能です。


この事例におけるネットワークソリューションは、5Gアンテナおよび「RUTM50」のGNSS機能(NTRIP対応を含む)をフルに活用するものとなっています。この事例の詳細に関しては、右上のトポロジーをクリックしてご覧ください。


ポップアップショップ

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当社の5G ルーターは、ポップアップショップにも最適です。ショッピング・モールや路上で限定的に開催されるポップアップ・イベント/ショップは、年間最大800億ドルの収益を生み出すドル箱産業です。しかも基本的に設置費用が比較的安価で、全ポップアップ・ストアの44%は5000ドル以下という低コストで店舗を設置しています。しかしここでの課題は、店舗の設置期間が限定的なため、店舗内のインターネット設置がむずかしいことです。インターネット通信ができないことで、店舗での販売活動に支障をきたすのは避けたいところでしょう。

 

この課題は、「RUTM50」で解決可能です。店舗において高スループットの動画ストリーミングや仮想技術を確保し、ポップアップ事業を最大限に活用することができます。この事例の詳細に関しては、右上のトポロジーをクリックしてご覧ください。


RV(車)インターネットと5Gルーター

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最後の事例として、5Gルーター「RUTM50」を活用することでRV(車)のインターネット接続を大幅に改善することができます。移動中や野外にいるときでも、堅牢で信頼性の高いモバイルRV(車)インターネット接続を利用することができます。これでどこにいても自由にリモートワークができますし、映画ストリーミングし、オンラインゲームをすることが可能です。

 

移動中の車で安定したスムーズなインターネット接続を維持するのはなかなか大変なのですが、5Gルーター「RUTX50」でこの課題を解決することができます。この事例の詳細に関しては、右上のトポロジーをクリックしてご覧ください。

5G時代を先取りする

5G IoT技術への需要が高い業界の事例をご紹介してまいりました。「RUTM50」についてのご質問やご不明点、また価格についてお知りになりたい場合は下記の「お問い合わせ」ボタンから日本語でお気軽にご相談ください。

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