テルトニカ・ネットワークスの「ゲートウェイ」シリーズを日本で販売開始!
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このたび、日本で販売しているテルトニカ・ネットワークスの製品シリーズに新たなプロダクトが仲間入り致しました。当社が世界に誇る「ゲートウェイ」シリーズの中から、計7つの新たな製品が技適承認されました。本記事では、新たな製品のご紹介とその使用例について詳しくご説明いたします!
7つの製品が新たに技適を取得!
この度テルトニカ・ネットワークスの「ゲートウェイ」シリーズから7つの製品(TRB140/ TRB141/ TRB142/ TRB143/ TRB145/ TRB245 /TRB255)が技適認証を受けました。「技適」とは「技術基準適合証明」の略称で、通信デバイスが日本の電波の「規格」=「決まりごと」に沿っているかを確認し証明するものです。電波を発する機器はすべてこの「技適」を取得することが、日本の「電波法」に定められています。
最近では、通販サイトなどから海外の産業用ルーター/ゲートウェイなどを購入することも可能です。しかしそのような個人輸入された製品は技適認証されていないケースが多いため、注意が必要となります。今回「ゲートウェイ」シリーズ製品の技適が承認されたことで、これからお客様にご紹介できる製品の幅がぐんと広がるかと存じます。
当社ゲートウェイ・シリーズで広がるソリューション事例
当社のゲートウェイを利用した、事例をご紹介しましょう。2021年に新型コロナウイルスの感染者数が激増したインド。医療施設は、深刻な酸素不足におちいり、そのために大勢の人が呼吸困難に苦しみながら亡くなってしまったのです。
この深刻な事態を改善するため、インド政府は国内の酸素をまとめて管理するソリューションを導入することにしました。一元化管理には、IoTを駆使したリモート管理システムの導入と、それを実現する接続デバイスが必須です。
政府からの依頼を受けた、「Altorum Leren」社様にテルトニカ・ネットワークスのゲートウェイ「TRB145」を選んでいただきました。「TRB145」にはRS485のシリアル・インターフェースが搭載されておりEthernetIP、ProfiNet、ICE、OPCUA、Profibus対応のカスタムソフトウェアをインストールすることができる、という点が選ばれた決め手でした。この事例の詳細につきましては、こちらまたは下記トポロジーの左側をクリックしてご覧ください。
また、2G/3Gなどのレガシーネットワークのサービスが世界中で終了となっているのをご存じでしょうか?しかし、2Gや3Gでした対応できないデバイスやソリューションを使用している個人や企業はまだまだたくさんあります。じつはこのお悩みは、当社のゲートウェイを使うことですっきり解決することができます。
旧式のRS232インターフェースと4G LTE接続を搭載した「TRB142」を使って、レガシーネットワークに依存していたヒーターをよみがえらせた事例もございます。大がかりなシステム変更を行う必要がなく、コストや手間を抑えることができ、さらに使いやすさも向上するというお得なソリューションに関する事例ですので、せひこちらもしくは下記トポロジーの右側をクリックしてご一読いただけますと幸いです。
製品情報が日本語でさらに身近に!
今回加わったゲートウェイ7製品を含め、現時点で日本でご紹介できるテルトニカ・ネットワークス製品は下記の計14製品となりました。
TRB140/TRB141/ TRB142/ TRB143/ TRB145/ TRB245 /TRB255/RUT240/RUT241/RUT950/RUT951/RUT955/RUT956/RUTX10
日本はGDP世界第三位という経済大国でありながら、これまでに類をみない急激な「少子高齢化」と「労働力の減少」という課題に直面しています。この問題の解決手段として注目されているのがDX(デジタル・トランスフォーメーション)。
特に労働力問題の解消に役立つとされるIoTによる「自動化」は大変期待されている分野でもあります。テルトニカ・ネットワークスの最高品質のネットワーク接続デバイスがこの「自動化」ソリューションを後押しする一助になれましたら幸いです。
テルトニカ・ネットワークスは、今年日本語版公式ウェブサイトおよびTwitterを公開いたしました。ひきつづき日本のお客様にとって、当社製品の情報にさらにアクセスしやすい環境を整えていく所存です。また、当社製品を使用した様々なIoT事例も日本語にてお届けしておりますので、ぜひご覧ください。これからも引き続きテルトニカ・ネットワークスをよろしくお願いいたします。