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RMS 5.0 ー リモートマネジメントを根本から変える新機能

#2025, #rms

April 16, 2025

スマートデバイスとシームレスなIoT接続が欠かせない現代において、直感的かつ強力なリモート管理ツールの重要性はかつてないほど高まっています。このようなニーズを受けて、このたび当社は新たに「RMS 5.0」をリリースいたしました。今回はリモートマネジメントの常識を覆すこのアップグレードについてご紹介します。

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制限なきコントロール機能、限界なきデータ抽出

ケンブリッジ(英国)およびミュンヘン(ドイツ)で開催されたテルトニカ主催の「Tech Summit」初披露となったRMS 5.0は、参加者の皆さまから「新時代を切り開く技術(ゲームチェンジャー)」との評価をいただきました。洗練されたモダンなデザインに加え、圧倒的なデータ収集機能および数々の革新的な新機能を備えており、これまでにないIoTソリューションの管理体験をご提供いたします。

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RMS 5.0は「IoTプラットフォームとリモートマネジメント機能の完全なる一体化を実現した初のソリューション」として業界関係者の皆さまからも大変ご好評をいただいています。


長年IoT管理において課題となってきた「ツールやインターフェースの分断による非効率性と見落としのリスク」に対して、明確な解決策を提示できるように改善いたしました。


RMS 5.0では、これまでバラバラだった機能を直感的かつ統一されたプラットフォームへと一体化させています。これは、単なる改善ではなく、接続デバイス管理の未来を再定義する大きな革新だと考えております。

ふたつの世界をひとつのプラットフォームに

RMS 5.0の核となるのが新機能「Data Collect(データ収集)」です。この機能によってRMSは、業界初の本格的なIoTプラットフォーム兼リモート・マネジメント・システムへと進化を遂げました。これはリモート監視とリモート管理の境界を取り払う、画期的なアップグレードとなります。

これにより管理者は、テルトニカ製のルーター経由で接続されたサードパーティ製デバイスも含め、すべてのシステムをひとつの画面で管理できるようになります。これは他社のリモート・マネジメント・ツールでは実現不可能な、包括的な可視性とコントロール能力を付与するものです。

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この機能は、運用効率にも大きな変化をもたらします。ツールや画面を何度も切り替える必要がなくなり、マルチベンダー環境における管理が驚くほどシンプルになりました。テルトニカ製品にとどまらない、広範な互換性によって運用効率がさらに上がります。

制限なきデータ活用へ

これまで155項目に制限されていたデータ取得が、RMS 5.0では無制限になります。すべての接続デバイスから、必要なだけのデータを収集できるようになりました。

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例えば、1,000台のルーターにそれぞれ5つのセンサーが接続されているような大規模なIoT環境においては、RMS 5.0を使用することで、重要なセンサー値を即座に抽出し、対応すべき問題を的確に把握することができます。

フィルター機能でスムーズな情報抽出が可能に

RMS 5.0に搭載された高度なフィルター機能により、必要な情報だけをピンポイントで表示することが可能になりました。複雑な条件でのフィルター作成・保存も可能で、大量データの中から本当に必要な情報だけを抽出することができます。

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「データが多すぎて重要な情報を見分けるのが難しい」といったことが起こりません。管理するデバイスが数台であろうと、数千台になろうと、規模を問わず的確なモニタリングが可能になります。

監視を超えたスマートな自動化

RMS 5.0では、情報の取得だけでなくアクションまで自動化でき、設定された条件に応じてシステムが自動で命令や対応を実行可能です。人手による対応を待たずに、ネットワークの端末レベルで即座に対応できます。

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例えば温度センサーが閾値を超えた場合、冷却装置の設定変更、通知の送信、ログの記録などをリアルタイムで自動的に実行することができ、管理者が監視していなくても、常に最適な状態を維持することが可能です。

ネットワークマップ ― 視覚的に把握してピンポイントに操作

新たに搭載された「Network Mapping(ネットワークマップ機能)」により、これまで抽象的だったデバイス間の関を直感的な画像で確認できます。これにより、ネットワークインフラ全体に対してこれまでにないレベルでの制御が可能になります。

RMS 5.0では接続状況を視覚的に把握し、ボトルネックを特定して、複数のデバイスに対して数クリックで設定変更を行うという理想的なネットワーク管理が実現します。

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たとえば、ネットワークの特定セグメントにファイアウォールを導入したい場合、マップ上で対象デバイスを選択し、一度の操作で一括適用が可能です。個別に設定する必要はありません。この視覚的なアプローチは、設定ミスのリスクを最小限に抑えつつ、大幅な時間短縮を可能にします。

簡単ログイン ― 顔認証による次世代セキュリティ

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RMS 5.0では、セキュリティ機能も大きく進化しました。中でも注目すべきは、RMSアプリに組み込まれた顔認証機能です。IoTプラットフォームとしては業界初となるこの機能により、パスワード入力不要のスマート認証が実現します。


この認証方式により、利便性を損なうことなく厳格なアクセス管理を維持することができます。セキュリティと快適さの理想的なバランスを実現しました。顔認証で、許可された担当者だけがシステムにアクセスできることで、ネットワーク全体の安全性を強力に守ります。

ネットワーク次のレベルへ

RMS 5.0の新機能は、以前のバージョンからの単なるアップデートではありません。この変化は接続ソリューションの可能性を最大限に引き出す「鍵」となります。

多様なデバイス環境を横断してリモート・マネジメント機能と制御機能を一体化し、データ制限を取り払い、高度なフィルター機能・自動化機能、そして視覚的な管理ツールまで備えたRMS 5.0で、かつてない運用効率と可視性を実現できます。

まずはRMS 5.0の進化を、ぜひご体験ください。

た、貴社のIoTプロジェクトについてのご相談も、以下の「お問い合わせ」からお気軽にご連絡ください。

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