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物流センター向け遠隔管理型監視ソリューション

概要

世界の大型トラック販売台数は、2019年時点で約230万台(Statista調べ)です。これらのトラックは常に走行しているわけではなく、物流センター等で停車・待機する時間も長いのが現実です。米国だけでも、陸上貨物輸送市場は7,917億ドル規模に達しており、走行中はもちろん、駐車中のトラックに関しても貨物の安全を確保は重要な課題となっています。そのためには、高度な監視体制が欠かせません。

課題

物流センターでは、貨物の安全確保のために24時間体制の防犯カメラ(CCTV)監視が不可欠です。車両・スタッフ・貨物に損傷があった場合は記録を残す必要があります。また防犯カメラの設置は、盗難やその他の予期せぬトラブルを事前に防ぐ抑止効果もあります。

大型トラックは駐車場内の視界を遮ることがあるため、映像の死角を減らすには防犯カメラを均等に、かつさまざまな角度で設置する必要があります。構内での接触事故なども見逃さないよう、24時間365日体制で広範囲を監視することが求められます。

さらに、監視カメラにはインターネット接続と電源供給の両方が必要です。広大なエリアをカバーするほど配線も複雑になります。また駐車場や作業エリアの映像データをリアルタイムで送信するには、すべてを同一ネットワークに接続しなければなりません。

ソリューション

この課題の解決には、防犯カメラをインターネットに接続する産業用ルーターと、電源供給およびデータ転送を行うネットワーク・スイッチの2つの機器を組み合わせます。

まず、一つ目の導入機器は産業用イーサネットルーター「RUTX08」です。「RUTX08」をシステム全体の中核として、複数のネットワークスイッチ「TSW100」を単一ネットワークに接続することができます。またさらに「RUTX08」をNVR(ネットワークビデオレコーダー)を接続して、防犯カメラの映像を保存することも可能です。つまり「RUTX08」は、ユーザー、インターネット、監視システムをつなぐ主要なゲートウェイとして機能します。

もちろん、カメラを稼働させるにはインターネット接続と電力が必要です。そのために最適なのが、産業用PoE+スイッチ「TSW100」(IEEE 802.3at規格)です。「TSW100」は、LANケーブル1本でデータと電力を同時供給できるのが特徴です。また、4つのPoEポートそれぞれに監視(CCTV)カメラを接続でき、駐車スペースの空き状況やトラック駐車位置を随時監視できます。

「TSW100」は各ポート最大30Wまで給電でき、高性能PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラの設置にも対応可能です。「RMS(リモート・マネジメント・システム)」と組み合わせれば、各PTZカメラのWebUIへ遠隔アクセスし、直接制御や自動追尾機能の設定も行えます。

「RMS(リモート・マネジメント・システム)」と映像監視システムを活用すれば、遠隔地からの運用管理が可能です。「RMS」では、パブリックIPアドレスを使用せずにカメラのWebUIへアクセスできるほか、「RUTX08」のインターネット接続が遮断された場合に通知を受け取ることもできます。また、複数拠点の駐車場に設置されたルーター群を一括管理でき、ルーターの監視、設定、ソフトウェア更新を自動化することも可能です。

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導入メリット

  • 「TSW100」は導入に際して追加設定不要の「プラグ&プレイ」式で、システム全体を簡単に構築可能です。
  • 「RUTX08」はテルトニカの「RMS(リモート・マネジメント・システム)」に対応しており、定期的にアップデートを受けられます。
  • 遠隔管理と映像監視システムにより、現地に出向くことなくカメラ設定を制御可能です。

なぜテルトニカなのか?

テルトニカは、設置が容易で高品質なIoTソリューションを提供します。「RMS」・「RUTX08」・「TSW100」のスムーズな連携により、物流センターや駐車場などの大規模監視システムを迅速かつ効率的に構築可能です。

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